巻き込み事故について
自動車が左折・バイクが直進の場合
先行する自動車が左折しようとした際、直進してきたバイクと衝突した場合の過失割合は、自動車:バイク=80:20と判例上、考えられています。巻き込み事故で最も多いパターンです。
二輪車側の路側帯通行や左からの追い越しの問題については、上記過失割合に含んだものとなります。
自動車が追い越して左折した場合
自動車がバイクを追い越して左折しようとした場合や、並んでいて左折しようとした場合、バイク側は回避困難です。 そのため過失割合は、自動車:バイク=90:10と判例上、考えられています。
自動車が直進・バイクが左折の場合
先行するバイクが左折しようとした際に直進する自動車と衝突した場合の過失割合は、自動車:バイク=40:60と判例上、考えられています。
自転車との事故の場合
先行する自動車が左折時に後続の自転車を巻き込んだ場合の過失割合は、自動車:自転車=90:10と判例上、考えられています。
先行していた自転車を自動車が追い抜いて左折した場合の過失割合は、自動車:自転車=100:0でと判例上、考えられています。
巻き込み事故の過失割合
巻き込み事故では、過失割合で揉めるケースが多いです。そのため、ドライブレコーダーの映像などの証拠が過失割合を決める要素として大変重要です。 過失割合で揉めていると、交通事故治療を始める際の足枷になる可能性もあります。過失割合で揉めているときは、保険を使って治療を開始することもできますし、提携している弁護士のご紹介もできますので、一度ご相談ください。
巻き込み事故に関するよくある質問
過失割合で揉めていて保険会社さんに治療に行くのを止められています。痛みがあり治療したいのですが、どうしたら良いでしょうか?
過失割合を保険会社同士で話し合っていて治療を止めているケースの場合、ご自身の健康保険を使って治療することも可能です。また、ケースによっては請求方法や任意保険によってカバーできる部分があるので、一度状況をお聞かせください。
自転車に乗っていた際、巻き込み事故に遭い転倒したことで、ヘルメットが壊れてしまいました。補償していただけるのでしょうか?
物損による補償対象になっています。交通事故によって破損した証拠が必要になりますので、ご自身で事故直後に写真を撮っておくことが重要です。
交通事故治療ならCS接骨グループにお任せください!
私どもCS接骨グループでは、整形外科と同じ分野の骨・関節・筋肉・じん帯の損傷を診ることができます。また、事故後に発生した捻挫・挫傷・打撲の治療をすることも可能です。骨折・脱臼に関しては医師の同意書が必要になります(程度による)。