交通事故治療費の支払い方法について
病院にかかる際に窓口の負担はどうしたらいいかなどの不安があると思います。患者様側の視点から説明させていただきます。
任意一括払いについて
通常、交通事故の被害者がケガをした場合、加害者の加入している保険会社が、病院に直接治療費を支払う「一括払い対応」を行います。保険会社の担当者にどこの病院に通うか、接骨院と併用するかなどを伝えると、保険会社から病院または接骨院に連絡をして直接治療費を支払うように手配し、窓口での立替払いがないように対応してもらえます。
転院して新たな病院に通う場合
転院して新しい病院に通う場合、保険会社に都度連絡する必要があります。また、通院開始から数日後には保険会社から「医療照会の同意書」が送られてきますので、返送する必要があります。治療に関する情報はプライバシーに関わるため、同意書を返送しないと保険会社は病院から必要な資料を取り寄せることができなくなります。同意書の送付が遅れると、治療費の支払い時にトラブルが生じる可能性があるため、速やかに返送する必要があります。
被害者が治療費を立て替えをしなければならない場合
被害者が治療費を立て替えなければならない場合があります。しかし、健康保険を利用することも可能です。健康保険を使うことで、治療費を抑えることができる場合もあります。また、慰謝料を増額させることもできます。ただし、ケースによって異なるため、一概には言えません。健康保険でも慰謝料がもらえる補償があることを覚えておいてください。
病院が一括払い対応を受け付けてくれない場合
この場合、まず立て替えをして領収書を保険会社に提出する必要があります。金額が大きく立て替えが難しい場合には、病院から請求書を入手して保険会社に送付し、振り込みを依頼することもできます。
急な受診・転院で一括払い対応が間に合わない場合
緊急治療のため、保険会社に事前に通院先を連絡できない場合があります。この場合は、初回通院のみ立て替えが必要となります。また、重傷で多額の治療費がかかることが見込まれる場合などには、保険会社から健康保険を利用して通院してほしいと頼まれることもあります。
保険会社が治療費支払いを拒否している場合
保険会社が治療費の支払いを拒否することがあります。例えば、保険会社が被害者の過失が大きいと判断している場合や、非接触・軽微な事故でケガをするような事故ではないと主張してくる場合があります。そのような場合、一括払い対応をしてもらうことはできない可能性があります。
交通事故治療費の支払いに関するよくある質問
自賠責保険が使えず、事故の審査の結果が出るまで病院に行かないでほしいと言われて困っています。どうしたらいいでしょうか？
保険会社が拒否しても、身体に痛みがある場合は治療を受けても大丈夫です。審査によっては認められないこともありますが、窓口負担が多い場合は健康保険を使うこともできます。ただし、補償の問題が発生する可能性があるため、早めに弁護士などに相談することが望ましいです。請求方法は一つだけでないため、まずはご相談ください。
一括対応しますと言われたのですがどういうことでしょうか？
一括対応は、保険会社のサービスのひとつです。患者さんは窓口負担はなく、治療した先から請求がくる保険会社が治療費を立て替えて、病院や接骨院に患者さんの代わりに支払ってくれるものです。
交通事故治療ならCS接骨グループにお任せください！
私どもCS接骨グループでは、整形外科と同じ分野の骨・関節・筋肉・じん帯の損傷を診ることができます。また、事故後に発生した捻挫・挫傷・打撲の治療をすることも可能です。骨折・脱臼に関しては医師の同意書が必要になります(程度による)。
