交通事故治療中の転院
整形外科などの医療機関で治療を受けている方の中には、「痛みの根本改善を目指したい」「接骨院の方が通院がしやすい」などの理由で転院を考える方も多いです。ただ、転院するための手続きが分からなかったり、「必要書類が多そう」「手順が複雑そう」というイメージから転院を諦め、交通事故に遭って以来続いている痛みを放置してしまうこともあります。しかし、転院の手続きは意外と簡単で手順もそれほど多くはありません。
転院の手続き
手順①
医療機関に転院の許可をもらう
まずは通院している整形外科や医療機関に転院したいことを伝え許可をもらいましょう。整形外科での治療を終えても痛みが残っており、根本から治すために接骨院へ通院を続けたい場合も問題ありませんので、医療機関の許可が降りてから接骨院に行きましょう。
手順②
保険会社へ連絡
手順①の医療機関から転院の許可をもらうのと同時に保険会社への連絡も必要になります。転院の際は、相手側の保険会社へ「○○接骨院に転院したい」とお伝えください。病院と併せて通院することも可能ですので、その際はその旨もお伝えください。また、転院の場合の費用は基本的に保険会社の負担となります。
これで転院するための手順は以上です。ご自身の都合にあった時間で接骨院に通い、根本解決を目指し施術をしていきましょう。
注意すべきポイント
保険会社の了承を得ていないと、施術料がもらえない？
転院する際には保険会社の了承を必ず得ましょう。保険会社の了承が無いと、接骨院で使うための施術料が受け取れず、自腹で施術費を賄わなければいけなくなる可能性があるからです。前もって通院する予定の接骨院の名前や連絡先などを保険会社に伝えてください。しかし、しっかり保険会社の了承を得たのに施術費用が支払われなかったというケースもあります。そういった際は、まずはご自身の健康保険で支払い、後から保険会社へ返金を求めることができます。
後遺障害等級認定について
接骨院では、整形外科や医療機関の医師のように診断を行うことはできません。そのため、接骨院のみに通院している場合、後遺障害診断書を書いてもらえず後遺障害等級認定の申請ができなくなる可能性があります。怪我が重くて後遺症が残りそうな場合は、接骨院に転院した後も整形外科を併用して月に1~2回程度通って診察を受けることが大切です。
転院の多い理由
・自宅から病院まで通院が不便なので近くの接骨院へ通院したい。
・病院の診療時間が短くて仕事帰りに通院できる接骨院を探している。
・病院ではお薬と湿布の処方だけなのでしっかりとした施術を受けたい。
・待ち時間が長くストレスになるので予約ができる接骨院が良い。
上記のように転院したい理由は患者様によって異なります。それぞれのライフスタイルがあり、抱える問題も様々なので、どの病院、どこの接骨院を選ぶかは患者様の自由です。病院も接骨院も、整骨院も納得いかなければ転院可能です。ただ保険会社への連絡は必要で、言い方次第では認られないケースもあるようなので一度ご相談ください。
接骨院選びのポイントに関するよくある質問
転院しようとしたら紹介状が必要と言われました。どういたらいいでしょうか？
病院で紹介状を書いてくれるので、転院前の病院にお問い合わせください。
保険会社に転院はできないと言われました。どういたらいいでしょうか？
納得がいかなければ通院先は患者様の自由で何度でも変えられます。医師か接骨院に相談すれば、対応できます。
交通事故治療ならCS接骨グループにお任せください！
私どもCS接骨グループでは、整形外科と同じ分野の骨・関節・筋肉・じん帯の損傷を診ることができます。また、事故後に発生した捻挫・挫傷・打撲の治療をすることも可能です。骨折・脱臼に関しては医師の同意書が必要になります(程度による)。
