後遺症 解説動画
後遺症について
交通事故によりケガをした際、治療を受けて治ればいいのですが、場合によっては治療を続けていても、症状が一進一退の状態になってしまうことがあります。その段階を「症状固定」と呼び、症状固定後もなお残存している症状のことを「後遺障害」と呼びます。あらかじめ「後遺障害等級認定」の手続きをしておくことで、将来的にお身体に出る負担のサポートができるようになります。
後遺症の種類
むちうち(頸椎捻挫・腰椎捻挫)
むちうちが慢性化した場合の主な症状は、頚部痛、頭痛、めまいが挙げられますが、それらの痛みは気圧や湿度の変化に影響され、日によって痛みの程度が異なる場合もあります。他にも頭部・頚部のしびれ感、視力低下、視野狭窄、耳鳴り、吐き気、四肢のしびれ・痛みなどの症状が出る場合もあります。このような頚部の自律神経機能障害が出ている場合をバレ・リュ―症候群といいます。慢性化した場合には、後遺障害に認定される可能性があります。
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脊柱の障害
脊柱の障害には、大きく変形障害と運動障害に分けられます。骨折後の変形や、拘縮による運動障害が挙げられます。その他体幹骨の後遺障害上肢の後遺障害としては、切断、骨折、脱臼、神経麻痺などを原因として、欠損障害、機能障害、変形障害などがあります。
脊髄損傷の後遺症
骨折後の変形、圧迫骨折、衝撃によって脊髄症状が残存した際に後遺障害に認定されます。
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前十字靭帯断裂(ACL損傷)
前十字靭帯損傷を損傷する事故は、バイクや自転車などの二輪車を運転中の事故が多いです。前十字靭帯が断裂した場合には、ブチッと音がなり、関節内は大量に出血し大きく腫れます。靱帯断裂、手術後の機能障害によって認定されます。
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後十字靭帯損傷(PCL損傷)
後十靭帯損傷は、膝を強く打ちつけた際に生じやすいです。交通事故においては、ダッシュボードに膝を強く打ちつけた際に発症する場合が多々あります。靱帯断裂、手術後の機能障害によって後遺障害に認定されます。
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内側側副靭帯損傷(MCL損傷)
内側側副靭帯損傷は、靭帯損傷の中で最も生じやすく、膝の外側から大きな衝撃が加わったときに発症します。靱帯断裂、手術後の機能障害によって認定されます。
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複合靭帯損傷
複合靭帯損傷を発症した場合、不良で重大な後遺障害が残存する可能性が高いです。
後遺症が残ってしまったら…
あらかじめ「後遺障害等級認定」の手続きをしておくことで、将来的にお身体に出る負担のサポートができるようになります。メリットとデメリットを考慮した上で患者様にご負担が少ない方法を選べるようアドバイスいたします。後遺障害認定は医師の判断が必要なので、やはり病院・整形外科との同時通院が必要になります。
後遺症に関するよくある質問
後遺症は治りますか?
初期治療を継続して行い、症状によって適切な通院期間、通院ペースが確保できれば、後遺症が残らず治る可能性があります。しかし、中には放置してしまい後遺症が残るケースもあります。一度後遺症が残ってしまうと、治すには相応の時間がかかります。後遺症を残さないためにも初期の治療をおすすめいたします。
後遺障害等級認定の手続きはどこで行いますか?
後遺障害の申請は6か月以上経過し、医師の判断で「症状固定」となったら、医師に後遺障害診断書を書いてもらいます。診断書をもとに損害保険料率算出機構・自賠責損害調査事務所で後遺障害の調査が行われ、等級の判断などがされます。
後遺障害の認定はどのような種類がありますか?
後遺障害認定は1~14級まであり、等級が高いほど高い示談金を受け取れるでしょう。しかし、診断書や検査結果などの情報がなかったり、曖昧だったりする場合には、症状に関わらす認定を受けられない場合があります。
後遺障害になりやすい症状はありますか?
むち打ちによる頭痛、めまい、吐き気、視野狭窄、耳鳴りなどが症状として残りやすいです。また、バイク事故、自転車での事故での骨折後、靱帯損傷後の関節拘縮や運動制限は認定がおりやすいとされています。リハビリを行えば十分に後遺症の残らない身体にできますので一度ご相談ください。
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CS接骨グループ
交通事故専門アドバイザー
浅川 潤
柔道整復師の資格を取得後、静岡県内の接骨院で臨床経験を積み、その後、CS接骨グループの接骨院で5年半院長を勤め、現在は交通事故専門アドバイザーとして21院の接骨院で交通事故関連の担当者として活動を行う。
保有資格
柔道整復師、弁護士認定の交通事故専門アドバイザー