頸部椎間板ヘルニア 解説動画
頸部椎間板ヘルニアについて
首や肩の痛みやしびれ、腕の力が弱くなるなどの症状が現れます。椎骨と椎骨の間には椎間板というやわらかい組織があり、クッションのような役割を果たしています。関節に強い負担がかかると、この椎間板が本来の位置から飛び出して神経を刺激します。
頸部椎間板ヘルニアの検査方法
頸部椎間板ヘルニアで受けるべき検査は、レントゲンやCT、MRI等の画像検査です。特にMRIは、椎間板の状態や神経の圧迫の有無を確認するのに適しています。接骨院では、スパーリングテストやジャクソンテスト、腱反射テスト、筋委縮テストといった神経学的検査で痛みやしびれ等の症状を確認します。
頸部椎間板ヘルニアになる原因
交通事故によって頸部(首)に強い衝撃を受けた場合、その衝撃により元々の頸椎椎間板ヘルニアが悪化したり、急性のヘルニアになったりする可能性があります。頚椎の間にある椎間板は常に圧力のかかる状態にあり、交通事故の衝撃で頚に外力が加わり、椎間板の外側の膜に亀裂を起こし中の髄核が飛び出して神経を圧迫することで、痛みやしびれなどの症状を引き起こします。MRI画像で見ると、T2強調画像で椎間板が変性していない高信号像のヘルニアは外傷性の可能性があります。またT2強調画像でヘルニアが高信号像を呈している場合、出血や浮腫といった急性期所見が見られる可能性があります。椎間板以外の組織損傷、つまり棘間靭帯の損傷所見、椎体の骨挫傷、喉頭下軟部組織の腫脹像などが認められれば頸椎に加わった外力が強かったという根拠になり、ヘルニアと外傷との関連が高くなると言えます。
頸部椎間板ヘルニアの治療
まずは保存療法で対処し、背骨や骨盤の矯正、筋肉の調整をして本来の姿勢や関節の位置に戻します。自然治癒力で治る方は3か月~6か月で治癒すると言われていますが、長期化して飛び出したクッションが元の位置に戻らない場合など症状次第では手術の適応になります。また、頸部椎間板ヘルニアの症状である痛みやしびれは、筋肉のトリガーポイントにより生じていると考えられています。交通事故の負担を受けた筋肉が血流不足を起こして酸欠になり、固いしこりのようになったものが、このトリガーポイントで体に痛みやしびれを引き起こします。
頸部椎間板ヘルニアに関するよくある質問
頸椎椎間板ヘルニアの施術は痛くないですか?
当院の施術はお身体に負担がかからないよう痛みのない優しい刺激で施術していきます。座ってる姿勢が楽な方は座った状態で施術を行います。また施術中もお身体の状態を確認しながら行いますので、ご安心ください。
病院でリハビリを受けていますが、施術受けても大丈夫ですか?
はい。大丈夫です。接骨院と整形外科の通院の併用は可能です。治療途中でも転院はできますので一度ご相談ください。
病院でヘルニアの改善は難しいと言われました。施術で改善しますか?
はい。交通事故治療では、いろんな症状が重なって出ている場合があります。整形外科と併用しながら通院も可能ですので一度ご相談ください。
どういう治療をしますか?
一人ひとりの症状に合わせて施術プランを立てます。電気療法だけでなく手技療法(マッサージ、骨格矯正など)を用いて本質的な施術を行います。まずはしっかりお話をしてから身体全体の状態を確認し、各種療法の中から施術計画を組み立てることで早期回復につながります。
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CS接骨グループ
交通事故専門アドバイザー
浅川 潤
柔道整復師の資格を取得後、静岡県内の接骨院で臨床経験を積み、その後、CS接骨グループの接骨院で5年半院長を勤め、現在は交通事故専門アドバイザーとして21院の接骨院で交通事故関連の担当者として活動を行う。
保有資格
柔道整復師、弁護士認定の交通事故専門アドバイザー