筋肉の張りについて
交通事故による衝撃や負傷は、身体の様々な部位で筋肉の張りを引き起こすことがあります。筋肉の張りとは、事故の衝撃や急激な運動などによって筋肉が緊張して硬くなることで、筋肉痛や重だるさ、身体が緊張しているなど、様々な症状として現れます。
筋肉の張りは、事故直後から数日以内に出現することが多いとされていますが、出現するタイミングは個人差が大きく、また、交通事故によるものなのか、別の原因によるものなのか自分では判断しづらいため、病院に行くことをためらってしまう方もいます。特に、軽い症状の場合は、自然に治ると思って放置してしまう方もいるかもしれません。筋肉の張りは、むち打ち、神経の興奮、精神的なものなど様々な要因から起きている可能性も考えられます。
筋肉の張りの種類
筋肉の張りや痛みは身体の様々な部位に現れます。また、筋肉の張りの痛みとともに、疲労感も事故の影響で感じることがあります。通常は日常生活に大きな影響はありませんが、全身的な張りやだるさが出ることもあります。
首の筋肉の張り
事故の際、急激な前後の動きが身体に起こることで、首の筋肉が緊張して張ることがあります。これにより首の可動域が制限されたり、痛みやこわばりを感じたりすることがあります。
肩の筋肉の張り
車両の衝突や急ブレーキによって、肩の筋肉が緊張して硬くなることがあります。肩の動きが制限されたり肩周辺の痛みや張りが生じることがあります。
背中の筋肉の張り
事故の衝撃によって脊椎や背骨に負担がかかることがあり、背中の筋肉が硬くなることがあります。背中全体や特定の部位で張りや痛みを感じることがあります。
腰の筋肉の張り
事故の際、腰回りに衝撃が加わることで腰の筋肉が緊張して張ることがあります。これにより腰痛や腰部の硬さが現れることがあります。
臀部や脚の筋肉の張り
衝突時の振動や衝撃によって、臀部や脚の筋肉が緊張して張りや痛みを感じることがあります。
全身の緊張と筋肉の疲労
事故の影響で身体全体が過度に緊張することで、筋肉の疲労や硬さを感じることがあります。
筋肉の張りが起きる原因
交通事故の際、急激な衝撃が身体に加わると、筋肉が急に収縮します。事故の衝撃を筋肉が吸収しようとすることで、筋肉が緊張し硬くなります。事故の種類や衝突の角度によって、影響が出る筋肉は様々です。
後方からの衝突 | 首や肩の筋肉に負担がかかりやすいです。 |
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シートベルトによる締め付け | ベルトが接触する部位の筋肉が緊張して硬くなることがあります。 |
激しい揺れ | 事故の際に車内が激しく揺れることで、筋肉が緊張することがあります。 |
精神的ショック | 交通事故による驚きや恐怖は、精神的なダメージを与え、大きなストレスになります。過度な刺激により緊張した状態になることで、筋肉の硬さや張りを引き起こす可能性があります。 |
筋肉の張りが起こりやすい事故
- 後方からの衝突事故による急激な衝撃の際
- 車の側面に衝突事故が起き、その衝撃により身体が横方向に動く際
- 前方からの衝突事故により、ハンドルやダッシュボードに身体がぶつかる際
- 急激なブレーキや急停止の反動により身体が動かされる際
筋肉の張りの治療
CS接骨グループでは、筋肉の張りの起こっている部位に対して、指圧やストレッチで筋肉をほぐして、電気治療や温熱治療で患部の血流を改善していきます。また、衝撃で歪んでしまった首や背中、腰や骨盤の骨に対しては、矯正して元の状態に近づけていきます。交通事故治療において見逃しやすい症状ですので、交通事故後に筋肉の張りを感じたら、早期に整形外科に行き身体の状態を確認する必要があります。病院に行く事を悩んでいる方は、無料相談や、お近くの店舗などで症状を確認することも可能ですので一度ご相談ください。
筋肉の張りに関するよくある質問
筋肉の張りの通院期間はどのくらいですか?
通院の目安としては、初期は症状もあるので続けて通っていただいて、だんだん良くなってきたら少しずつ通院の間隔を空けて、日常生活において支障がないかの確認を行っていきます。また、部位によって良くなってくると部位を絞って治療が出来るため早期回復が見込めます。イメージとしては、最初は継続通院して、その後、通院ペースを落として通うことが理想です。期間としては、症状にもよりますがおおよそ3か月が目安となります。
毎日でも通えますか?
初期は可能です。通院の目安としては、初期の時は、症状もあるので続けて通っていただいて、だんだん良くなってきたら少しずつ通院の間隔を空けて日常生活において支障がないかの確認を行っていきます。また、部位によって良くなってくると部位を絞って治療が出来て早期回復が見込めます。イメージとしては、最初は継続通院してその後、通院ペースを落として通うことが理想です。
身体を動かしても大丈夫ですか?
症状にもよりますが、筋肉による症状が多いため、早期から運動を取り入れた方が回復に繋がります。タイミングなどはご確認ください。
張っている筋肉の所を冷やした方が良いですか?
筋肉の張りがある場合は、血流を促進して筋肉を緩めた方が良いので温めた方が良いです。ただし、打撲や炎症がある場合は事故後3~5日は冷やしましょう。
事故による筋肉の張りの治療ならCS接骨グループにお任せください!
筋肉の張りを放置すると、長年痛みと向き合わなければいけなかったり、手当てが遅いほど改善する時間がかかります。CS接骨グループでは、事故の影響からくる精神的なストレスからくることもある為、全身のバランスを整えたり、精神的な負担を軽減させるためカウンセリングなどもおこなっております。
CS接骨グループ
交通事故専門アドバイザー
浅川 潤
柔道整復師の資格を取得後、静岡県内の接骨院で臨床経験を積み、その後、CS接骨グループの接骨院で5年半院長を勤め、現在は交通事故専門アドバイザーとして21院の接骨院で交通事故関連の担当者として活動を行う。
保有資格
柔道整復師、弁護士認定の交通事故専門アドバイザー