静岡交通事故治療接骨院ガイド

症例報告

50代女性(接客)の症例報告

事故日 令和6年11月19日
発生地域 東名高速道路由比PA下り付近
発生機序 渋滞の為ハザードを点けて最後尾で停車中に後方車両の前方不注意により追突された
過失割合 10:0 被害者
診断部位 腰,足
通院期間 6ヶ月
施術
  • 1ヶ月目:初診時は腰に常時痛みがあり、日常生活全体に強い負担を感じておられました。特に前屈み姿勢での痛みが強く、起床時や作業時の動作に顕著な支障がみられました。また、頭痛は朝と夕方に出現し、足関節は触れるだけでも痛みが強く、サポーター装着が必要な状態でした。施術では、骨盤調整と筋肉調整を中心に歪みの改善と緊張緩和を図った結果、腰は「常に痛い」という状態から脱し、前屈時のみ痛みが残るレベルまで改善。頭痛も出現頻度が減少し、「頭痛のない日が増えてきた」との変化がありました。足関節の痛みも歩行可能な範囲にまで軽減し、サポーターなしでの生活が可能となりました。
  • 2ヶ月目:腰痛は日によって部位が変わるようになり、痛みが拡散することで全体の強い痛みは軽減。頭痛はほとんど見られなくなり、快適な日常生活を取り戻しつつある段階でした。足関節もサポーターを使用せずとも歩行が可能となり、立ち仕事や移動の不安も減少。施術では全身バランスの調整を継続しつつ、腰・下肢の安定性を高めるためのアプローチを実施しました。
  • 3ヶ月目:腰痛は左腰部に限局され、前屈時の痛みはほぼ消失。症状が絞られたことで、より局所的な筋肉調整が可能となり、改善が加速しました。頭痛は完全に消失し、再発も認められませんでした。足関節も長時間の立位や歩行に耐えられるようになり、日常生活における支障は解消。この時期からは、再発防止を目的とした柔軟性の維持ケアに重点を置いて施術を進めました。
  • 4ヶ月目:腰は「違和感のみ感じる日」と「ほぼ気にならない日」が交互に見られる時期。疲労の蓄積や長時間の動作後に症状が出現することもありました。足関節の痛みは改善していたものの、下腿部に軽度の違和感が残存。特に動作後や疲れたときに自覚されることがありました。施術では、骨盤・筋肉調整に加え、体幹の安定化を目的としたトレーニング要素も導入し、疲労に強い身体づくりを進めました。
  • 5ヶ月目:腰の痛みは消失しましたが、重だるさや違和感が残存。疲労がたまると負担を感じやすくなるため、施術では深部筋へのアプローチを中心に実施。足関節は強い痛みはなく、下腿外側の限局した違和感のみが残る状態に。日常生活に大きな支障はなく、施術の目的は残存症状の解消と予防的ケアへと移行しました。
  • 6ヶ月目: 腰は強い痛みは完全に解消し、左腰にわずかに重さを感じる程度まで改善。日常生活での不便は大幅に減少しました。足関節も違和感はほとんどなくなり、長時間の歩行や立位でも問題のない状態に回復。施術では、骨盤調整・筋肉調整による再発防止を継続し、自宅でできるセルフケアの指導も並行して実施。全体的に安定した状態が継続していたため、6ヶ月で施術を終了しました。