静岡交通事故治療接骨院ガイド

症例報告

40代女性(清掃業)の症例報告

事故日 令和6年7月12日
発生地域 富士宮市139号線東高交差点
発生機序 右折時前方が詰まっていて停車中後方から追突された事故
過失割合 10:0 被害者
診断部位 首、腰、大腿部
通院期間 4ヶ月
施術
  • 1ヶ月:初診時は、頸部と腰部に強い自発痛と可動域の制限が見られ、日常動作にも支障をきたしている状態でした。右大腿部にも打撲による張りや動作時痛が確認されました。
    施術では、まず骨格矯正と筋肉調整を行い、緊張した筋肉の緩和と関節可動域の改善を目指しました。さらに、痛みの緩和を目的に低周波療法(物理療法)を導入し、神経の興奮を抑えるようにアプローチ。右大腿部にも並行して施術を実施しました。
  • 2ヶ月目:引き続き、骨格矯正・筋肉調整・低周波療法を継続。頸部・腰部・大腿部いずれの部位にも症状の軽減は見られたものの、事故当初のダメージが大きかったため、劇的な改善までは至らない状態が続いていました。この時期は、痛みの波や疲労による再増悪もあり、施術の効果を維持するため、仕事による負担へのアドバイスやセルフケア指導も並行して行いました。
  • 3ヶ月目:右大腿部の動作時痛や違和感は徐々に改善傾向となり、日常の動きでも痛みを感じる頻度が減少してきました。一方、頸部と腰部については、清掃業という職業柄、安静保持が困難なことが影響し、症状改善には依然として時間を要する状況でした。
    施術は引き続き、骨格矯正・筋肉調整・電気療法を基本に行いながら、生活環境に配慮したケアの提案を強化していきました。
  • 4ヶ月目:頸部と腰部の筋緊張が緩和し始め、可動域制限にも改善の兆しが見られるようになりました。仕事や家事などの日常生活においても、支障を感じる場面が少なくなってきたとのこと。
    この段階では、筋肉と関節の柔軟性を引き出す施術を中心に行い、無理のない範囲での回復を目指しました。患者様の意向もあり、状態が安定してきた段階で施術は終了となりました。