むち打ちによる不眠
交通事故の後、今までより寝付きが悪くなった気がする、朝までぐっすり寝れなくなった、という悩みを持つ方は多いです。予期せぬ交通事故によるショックや不安などが精神的に大きなダメージとなり、不眠症を引き起こすことも多いですが、実はむち打ちの症状や痛みによって目が覚めてしまうことで不眠症になっている場合もあります。十分な睡眠が取れないことで、疲れやストレスが溜まる、めまい、頭痛、食欲不振、イライラなどの症状が現れます。
不眠症の症状
「不眠=眠れない」というだけではなく、不眠症にも種類があり、その原因も異なります。事故の相手方や保険会社との交渉、今後の仕事や生活面での心配事や将来の不安などの精神的ダメージによって睡眠導入が悪くなるタイプや、むち打ちの痛みや不快感など身体的ダメージによって、寝ている途中で何度も目が覚めてしまうというタイプもあります。生活や身体のリズムが崩れてしまい、予定の時間よりも早く目が覚めてしまう、それ以降眠れないという状態のまま放置しておくと症状が悪化し、数ヶ月、場合によっては年体位で不眠に悩まされる事があります。
症例
- むち打ちの痛みに耐えられず夜中に起きてしまう
- 交通事故後、首の痛みが続いている
- むち打ちの症状が眠りを妨げている
- 交通事故後、寝不足が続いている
- むち打ちによる痛みが治まらない
不眠症の施術
カウンセリング
どのような状態にあり、何が原因になって寝付けないのかを見極めるためにカウンセリングを行います。首周りの痛みなどの身体的なものなのか、心配、不安、ストレス(自律神経の乱れ)などの精神的なものなのかを把握し、事故による悩みなど色々とお話しすることで、一緒に改善・解決をしていきます。
マッサージ
それぞれの症状に合わせて施術を行います。マッサージで筋肉の緊張をほぐしたり、身体のバランスもチェックして骨格矯正で自律神経を整え、首周りの負担を減らしていきます。
電気・温熱療法
電気を流したり温めたりすることで血行を良くして緊張している筋肉をほぐしていきます。
不眠症の対処法
ご自身でもできる対処法をご紹介します。寝付けない日が続く場合は以下のことを試してみてください。
身体を休ませる
無理に寝ようと頑張らないで、身体をリラックスさせることを心掛けてください。静かで落ち着ける環境で深い呼吸を繰り返すだけでも、身体に休息を与えられます。ただし、日中の長時間にわたる休憩は、生活リズムの乱れや、不眠の悪循環を引き起こす可能性があるので、昼寝は、夜の睡眠への影響が少ない15分ほどにしておくと良いでしょう。
朝起きたときに太陽光を浴びる
太陽の光を朝から浴びると、夜に眠りやすくなると言われています。太陽光がメラトニンという睡眠ホルモンの分泌を約15時間後に促すからです。夜に眠れない人は、朝の太陽光を15分から30分ぐらい受けるようにしましょう。朝起きたらカーテンを開ける、日向を歩くなど意識してみてください。
ストレッチをする
身体の深部体温を高めてからゆっくりと下げると、自然に眠りにつきやすくなります。特に肩の筋肉は大きいので、肩を回すなどのストレッチは深部体温を高めるのに効果的です。
※寝る直前にやってしまうと体温が上がって興奮状態になり睡眠に影響が出てしまう恐れがあるため気をつけましょう。
不眠症の予防法
ご自身でもできる予防法をご紹介します。
リラックスタイムを作る
精神的なストレスを抱えたままだと、身体は興奮状態に陥り、眠気が起こりにくくなります。アロマを焚いたり、好きな音楽を聴いたり、ご自身がリラックスできる空間や時間を作り気持ちを落ち着かせましょう。
寝る前の画面操作を控える
スマートフォンやパソコンの画面から発せられるブルーライトは、睡眠を促す働きをするメラトニンの分泌を抑制してしまいます。そのため寝る前にスマートフォンやパソコンを見ていると眠気が起こりにくくなる可能性があります。就寝前の画面操作は避けましょう。
事故によるむち打ちの治療ならCS接骨グループにお任せください!
むち打ちを放置すると、長年痛みと向き合わなければいけなかったり、手当てが遅いほど改善する時間がかかります。CS接骨グループでは、事故の影響からくる精神的なストレスからくることもある為、全身のバランスを整えたり、精神的な負担を軽減させるためカウンセリングなどもおこなっております。
CS接骨グループ
交通事故専門アドバイザー
浅川 潤
柔道整復師の資格を取得後、静岡県内の接骨院で臨床経験を積み、その後、CS接骨グループの接骨院で5年半院長を勤め、現在は交通事故専門アドバイザーとして21院の接骨院で交通事故関連の担当者として活動を行う。
保有資格
柔道整復師、弁護士認定の交通事故専門アドバイザー