脊髄による症状について
脊髄による症状については、後遺障害として残ってしまう可能性が高く、「むち打ち症」の中でも最も深刻なケースと言えます。脊髄症状は、片側ではなく、両側に症状が出現することが多く、むちうちで頚を痛めたのに、下肢に症状が出るといった特徴があり、腰椎の症状との鑑別が必要になってきます。
脊髄による症状が起こる原因
脊髄とは、脳から連続する中枢神経で、脊椎の中の脊髄腔を通っています。脊髄が損傷すると身体の麻痺、知覚障害、歩行障害が起こることがあり、下肢に伸びている神経が損傷すると下肢の痺れや知覚異常が起こり、歩行障害につながります。膀胱や直腸の障害が起こり、排便・排尿に支障をきたす恐れもあります。
脊髄による症状の治療
脊髄症状は、症状の程度により治療できるかの判断が必要です。保存療法か手術療法かは損傷の仕方や脊椎不安定性の有無、神経障害の程度などを考慮して決めていきます。神経の症状なので、骨格矯正により圧迫された神経組織の除圧、脊柱の安定性が必要になるので、脊柱を支えている脊柱起立筋などを中心とした筋肉調整をおこなっていきます。経過をみながら神経症状が落ち着くようであれば、脊柱の関節運動を積極的に取り入れていきます。神経症状の有無で今後の後遺症の問題があるので経過観察、定期的な検査が必要です。
事故によるむち打ちの治療ならCS接骨グループにお任せください!
むち打ちを放置すると、長年痛みと向き合わなければいけなかったり、手当てが遅いほど改善する時間がかかります。CS接骨グループでは、事故の影響からくる精神的なストレスからくることもある為、全身のバランスを整えたり、精神的な負担を軽減させるためカウンセリングなどもおこなっております。
CS接骨グループ
交通事故専門アドバイザー
浅川 潤
柔道整復師の資格を取得後、静岡県内の接骨院で臨床経験を積み、その後、CS接骨グループの接骨院で5年半院長を勤め、現在は交通事故専門アドバイザーとして21院の接骨院で交通事故関連の担当者として活動を行う。
保有資格
柔道整復師、弁護士認定の交通事故専門アドバイザー